廣瀬産業では、平成7年からベイト工法に着目し、研究、開発を始めました。イエシロアリの生態調査、基礎研究を経て、平成15年から現在のブリングベイトの原型となる商品開発を開始しました。平成14年には、イエシロアリの水取量の計測をし、イエシロアリは水を大量に運搬摂取することがわかりました。
平成15年から従来型の紙ロールや固形ベイト剤を利用したベイト剤にて研究を始め、平成16年に水を大量に含むことができる固形ベイト剤を有恒薬品鰍ニ共に開発することができました。同時にブリングボックスの原型となるボックス(プラスチックボックス)を試作し、現場で試験をしました。大きさ、材質など、改良を加え、平成17年に蒸煮材を利用したブリングボックスならびにブリングベイト®を商品化することができました。
その間、不完全な試作品を現場で使用し、御協力いただきました防除会社の皆様方には大変御迷惑をおかけしました。しかし、その失敗を教訓に、多くの防除会社とメーカーの御協力で、ブリングシステムを開発販売することができました。この場をお借りしまして、御協力いただきました皆様方に厚くお礼申し上げます。